設計料について
設計料は面積を基準としております。
一般的に注文住宅の設計料は工事費の10〜15%程度が相場ですが
これは工事費が上昇すれば設計料も上昇することから建て主にとって必ずしも有効ではないと考えます。
例えば同じ図面内容でも床や壁の仕上げを変えることで設計料も変化することになるからです。
仕様によって設計料が変化することなく建物面積を基準とすることで透明性が高く適正なコストを遵守します。
設計料=建物坪数(坪)×80,000円
例 25坪の住宅の場合 2,000,000円
例 30坪の住宅の場合 2,400,000円
例 40坪の住宅の場合 3,200,000円
*建物坪数は建築基準法上の建築物全体の延べ面積(1坪=3.3㎡)を基準とします。
*外構、家具、照明、カーテンなどの建物以外のデザイン、コーディネートは設計料に含まれております。
*確認申請手数料、その他申請業務、地盤調査、登記などに関わる費用は含まれておりません。
*消費税は含まれておりません。
*最低設計料は200万円となります。
グッドデザイン賞を受賞した建築家の設計単価としては低い基準としておりますが
少しでも多くのこだわりの家を実現したいとの強いオモイからです。
建築費用について
ハウスメーカーや地域の工務店などの費用には建築本体工事費の他に
営業マンの人件費、住宅展示場の建設費、維持費や広告宣伝費などの経費が含まれています。
タクタクとの家づくりには営業マンがいません。モデルハウスもありません。
すべて担当する建築家が直接対応することで余計な費用は発生しません。
お客様の予算の中でいかに理想の住まいが実現できるかを徹底して設計します。
設計事務所に依頼すると設計料の分がプラスされて高くなると思われがちですが
通常の建築費用の中には必ず設計料が含まれております。
メーカーや工務店では見積書の中に設計料という明確な項目でなくとも経費(利益の一部)
として目に見えない形で見積もりに入っております。
家づくり全体の費用について(建築工事費用+設計料)
どうしても建築家との家づくりは敷居が高いと思われて相談する前から諦めている方が多く
そんな方からも安心して気軽に声をかけてもらいたいと思っています。
20代で独立したこともあり、当時若い設計者に声をかけていただく物件はローコストのものも多く
1000万円台からでもデザインにこだわった住宅を数多く実現してきました。
デザインだけではないコストコントロール、施工との協力体制から独自のノウハウが自然と身に付きました。
ここでは建築工事費と設計料の合計が 2000万円代後半(税別) までで実現した住宅をご紹介します。
以下の多くは土地を購入されての注文住宅のケースで、住宅会社や工務店などで建てる場合のコストと同程度で
設計事務所とこだわりの家づくりを実現した住まいになります。
*以下表記は税別金額、外構工事は除く
建築費用 実例のご紹介
建築本体工事の内訳から必要な諸経費まで2021年に竣工した住宅の実際の費用になります
(5人家族・40坪の2階建の住宅)
建築費用だけでなく登記、火災保険、住宅ローンに関する費用、税金など
家づくりに関する費用をまとめたものになります